Windows11の自動アップデートで標準メールアプリが使えなくなったのでThunderbirdにした。

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2024/10/9Windows11の自動アップデートでOutlook最新版に切り替わっていた。
今まではWindows 11の標準メールアプリに戻すボタンが上に出ていたが出なくなった。
ということでしかたなくOutlookのメール設定(POPアカウント)したらエラーが出て使えない。

Windows11バージョン23H2 OSビルド22631.4317(2024/10/9時点)
Officeは無料のWEB版を使っていてMicrosoft365のアカウントは持っていないし
マイクロソフトにお金は払っていません。
メールアドレスはプロバイダー(ISP)のものを使用しています。
私の使っているプロバイダー(ISP)はメール設定のマニュアルが更新されておらず最新でMicrosoft Outlook 2019です。
Windows11で、この前まで標準メールアプリの設定は、それらを参考にしてできました。
しかしOutlook最新版ではできません。
niftyメール↓のように対応してくれていません。
よくあるご質問「Windows 11 Outlook for Windows(Outlook(new)) の設定方法(POP)」|@niftyメール
いろいろやったがうまくいかず最終的にThunderbird(無料)を使うことにしました。
これだと古い設定でも使えます。
セキュリティ的にどうかは初めて使うので判断できません。

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Thunderbirdインストール

Thunderbirdは、無料で利用できるオープンソースのメールクライアントで、Mozilla Corporationによって開発されています。拡張機能が豊富で、ユーザーのニーズに合わせてカスタマイズすることが可能です。

実際にやったこと
Thunderbird — 受信トレイを身軽に。 — Thunderbirdにアクセス
「ダウンロードと言語のオプション」で何をダウンロードするか確認ができた。
すべてデフォルト状態にした。
「チャンネルをリリース」という欄は意味が分からないがデフォルトのThunderbird extended support releaseにした。
ダウンロード。
寄付を求められるが×(お金持ちは寄付してあげてください。)
ダウンロードしたファイルをダブルクリックでインストーラーが立ち上がります。
メールアカウント設定はプロバイダー(ISP)で用意されている資料を参考にしてください。
私の場合、Thunderbird用が用意されていました。
なくてもThunderbirdで特別な設定をしているわけではないので他のWindows Mailとか古いOutlookの設定を参考にできると思います。
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Outlookでなぜエラーになるのか

まず、使っているOutlookの正式名称はなんなのかよく分からない。
ヘルプを見ると「新しい Outlook for Windows」となっている。これが正式名称なのか?
全てのアプリで確認するとOutlook(new)になっている。
Outlook(classic)というのもあるが、これはWindows11の標準メールアプリではない。
Windows11の標準メールアプリには戻すことはできなそうだった。(後述)

Microsoft アカウントのメールアドレス*.outlook.jpでは送受信できた

Microsoft アカウントで無料で作ったメールアドレス*.outlook.jpでは送受信できました。
前に作っておいたので今回は何も設定せず最初から使えた。
またGmailも簡単に追加できました。

アカウント(POPアカウント)追加

やったことを書いておきます。
最初から前のアドレスがアカウントとして残っていた。その設定ではIMAPになっていたのでアカウントを削除して新たに追加することにした。
「アカウントを追加」→メールアドレス入力→「続行」→右下の「プロバイダを選択」でPOP→パスワード入力→「表示数を増やす」→設定値を入力→
「POPアカウントを同期する」の画面が出てくる。
「POP アカウントを Outlook に追加するには、メールを Microsoft Cloud と同期する必要があ
ります。Outlook で作成した連絡先とイベントは、Microsoft Cloud に保存されます。」と書いてある。→続行すると以下のエラー画面が出る

参考
こちら↓はPOPアカウントで成功している。
Outlook for Windows(新しいoutlook)でメールアドレスを設定する | ネオワーカーズサポートサイト (neoworks.jp)
こちら↓で紹介されているコントロールパネルから追加もうまくいかなかった。Outlook(classic)では受信のみで追加できる。(後述)
Outlookにアカウントが追加できない!「問題が発生しました」になってしまう時の対処法! (youtube.com)
こちら↓基本的な使い方や広告表示について触れられています。
https://youtu.be/cBi2zFa8Fpo?si=LkOlB0T61F-Z9iym
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メールの仕組みから原因考察(IMAPとPOPの違い)

深堀して勝手に考察すると。
受信したメールはプロバイダのメールサーバーに保存される。
IMAPとPOP3はメールの受信プロトコルであり、クライアント(メーラー)がメールサーバーからメールを取得するための方法です。
IMAPの特徴
サーバー上にメールを保管: メールは常にサーバー上に保管され、デバイス(PC、スマートフォンなど)からアクセスします。メールをダウンロードするのではなく、メールのコピーを見ています。
POP3の特徴
メールのダウンロード: メールはサーバーからデバイスにダウンロードされ、通常サーバーから削除されます(設定によってはサーバーに残すことも可能)。そのため、メールは主にローカルに保存されます。POP3は、POPプロトコルの第3版であり、現代で一般的に使われているバージョン。個人的にPOP=POP3と考えてます。ネットを見るとPOPの方がPOP3より新しいというものを見たけど、よく分かりません。

メールアドレスはプロバイダのメールサーバーのアドレス(ドメイン)とユーザーごとの受信箱になっている。
メールアドレスの構造
一般的には「ユーザー名@ドメイン名」という形式で構成されており、ユーザー名はメールサーバー内の個人の受信箱、ドメイン名はメールサーバーのIPアドレスに変換される。
例えば、「taro@example.com」の場合、「taro」がユーザー名であり、「example.com」がドメイン名になります。
日本のプロバイダの場合、.com部分が.co.jpや.ne.jpのように組織主別名.国記号になっている。
「aaa.bbb.example.com」のようにサブドメイン(aaa.bbbの部分)が複数階層になって追加されている場合もある。

メーラーではIMAPとPOP3の選択ができるようになっているが、メールサーバーが両方に対応していない場合、メーラーでIMAPとPOP3を設定してもうまくいかないと思われる。
両方に対応しているプロバイダのメールサーバーの場合ドメインがimap.bbb.example.comやpop.bbb.example.comというようにサブドメインで切り分けられるようになっていると思われる。
私が使っているプロバイダのメールサーバーはpopのみ対応してるサーバーだと思われる。(マニュアルにpopを選択するようにしか書かれていないから。)
なので私の場合IMAPに設定することは無理っぽい。
IMAPで確認できないのでPOPが原因なのかは不明。
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従来のOutlookに移動を試した[Outlook(classic)]

これはOutlook(classic)で、今まで使っていたWindows 11の標準メールアプリとは別物だった。
Windows 11の標準メールアプリは2024年に終了というネット情報を見るが、
やっぱりもう元には戻らないのかもしれない。
Microsoft365のアカウントがないとOutlook(ライセンスのない製品)と表示されメールを見るぐらいしかできなかった。
Microsoft365のアカウントは多分、1か月お試し以降有料なのかも。なので作ってない。

やったことは
Outlookを立ち上げヘルプ→「従来のOutlookに移動」(すべてのアプリからOutlook(classic)を立ち上げるのと同じ)
→プロファイル名にメールアドレスを入力→「Outlookを開始するにはサインインしてください」と出るが「今は行わない」をクリック→「Microsoft365を使ってみる」と出るが×→メールアドレス→「自分で自分のアカウントを手動で設定する」→「詳細設定」私の場合POP→パスワード→エラーになる。
こちら↓の方法でコントロールパネルからアカウントを追加するとうまくいった。ただしOutlook(ライセンスのない製品)になり受信のみ可。

Web版のOutlookがあるが、これは複数のアカウントが登録できないっぽいし、POPアカウントが設定できるかも不明。
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まとめ

今まで使っていたWindows 11の標準メールアプリに戻すことはできなかった。
今回、勝手に切り替わった「新しい Outlook for Windows」ではPOPアカウントの追加がうまくいかなかった。(POPアカウントが原因かは不明。選択できるので別の原因の可能性が高い)
Outlook(classic)はMicrosoft365のアカウントが必要そう。
Web版のOutlookは複数のアカウントが登録できないっぽいし、POPアカウントが設定できるかも不明。
結局よく分からないので、しばらくThunderbird使うことにします。
折を見て「新しい Outlook for Windows」にPOPアカウントが追加できるかチャレンジしていきたい。
昔から使っているプロバイダー(ISP)のメールアドレスは有料(メールアドレス自体は無料でついてくる)だけどメールサーバーとか更新してなさそう。
Gmailやマイクロソフトの*.outlook.jpは無料だから漠然とセキュリティ的に不安だったが、もしかしたら認識を改めて、こっちを積極的に使った方がいいのか?
セキュリティといっても一言で良し悪しは判断できないが。

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