Google検索が「役に立たない」証拠?批判記事へのアクセス急増が示す2025年の検索事情

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この記事は約5分で読めます。

ブログを運営している皆さんは、近年のGoogle検索の変化をどう感じているでしょうか。

私のブログでは、2023年頃からGoogleの度重なるアップデートの影響を受け、全体のアクセス数が激減しました。

「個人ブログの冬の時代」などと言われて久しいですが、先日、アクセス解析を見ていて非常に奇妙で、かつ皮肉なデータを見つけました。

ブログ全体のアクセス(黒線)が右肩下がりになる中で、あるたった一つの記事(青線)だけが、2025年11月に垂直に急上昇していたのです。

その記事のタイトルはこれです。

『Google検索はなぜ嫌われるのか?役に立たないから!その原因を考察します。』こちらです。↓

今回は、このデータが示す「現在の検索ユーザーの心理」と「Googleの皮肉な現状」について考察します。


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実際のデータ:全体減の中で起きた「局所的バブル」

まずはこちらのグラフをご覧ください。

  • 黒線(右軸): ブログ全体の総アクセス数
  • 青線(左軸): 当該記事(Google批判記事)のアクセス数
  • 週間で集計してます。

集計データは以下の方法で抽出

ご覧の通り、2023年のピーク時には2000を超えていた総アクセス数は、現在、週間500以下にまで落ち込んでいます。これは多くの個人ブロガーが直面している「ドメインパワー偏重」「企業サイト優遇」のアルゴリズム変更の結果と言えます。

しかし、注目すべきはグラフ右端の青い線の異常な突き抜け方です。

2025年11月の詳細データ

具体的に、どの時期にどれくらい急増したのかを抽出したデータがこちらです。

日付アクセス数備考
2025-11-1621急増の兆し
2025-11-2340ピーク到達
2025-11-3039高水準を維持
2025-12-0717収束へ
2025-12-145平常値へ

11月後半の2週間にアクセスが集中し、その後12月中旬にかけて急速に沈静化していることがわかります。


なぜこの時期に「Google批判」が読まれたのか?

ブログ全体が評価を落としている中で、なぜこの記事だけがGoogle検索(あるいはDiscover)から大量のユーザーを連れてきたのでしょうか?

時期とユーザー心理を照らし合わせると、3つの仮説が浮かび上がります。

① 2025年11月の「検索品質」への不満爆発

例年11月はGoogleが大規模なアップデートを行うことが多い時期です。

もしこの時期に「検索結果がさらに使いにくくなった」「アフィリエイトやAI記事ばかりで知りたい情報が出ない」という状況が発生していたとすれば、ユーザーは以下のようなキーワードで検索をかけます。

  • 「Google 検索 ゴミ」
  • 「Google 検索 おかしい 2025」
  • 「検索 役に立たない」

私の記事タイトルは、まさにこのユーザーの「怒り」や「諦め」の感情にドンピシャでマッチしていたため、アクセスが殺到したと考えられます。

② ブラックフライデー・年末商戦の「検索疲れ」

11月23日〜30日は、ちょうどブラックフライデーなどのセール期間と重なります。

買い物をするために商品の評判を検索しても、出てくるのは「おすすめ20選」のようなコタツ記事ばかり…。

「本当の口コミが見つからない!」というストレスが極限に達したユーザーが、共感を求めてこの記事に辿り着いた可能性が高いです。

③ Google砲(Discover)の皮肉

もしこれがGoogle Discover(おすすめ記事)による流入だとしたら、さらに皮肉な話です。

GoogleのAIが「ユーザーは今、Googleの悪口が書かれた記事に関心がある」と判断し、Google自身の手によって私の批判記事を拡散したことになるからです。


結論:Googleが認めた「Google離れ」

このグラフは、現在のWebの状況を如実に表しています。

「Googleのアルゴリズムによってブログ全体のアクセスは奪われたが、そのGoogleの品質低下を指摘する記事だけが、皮肉にもGoogleによって多くのユーザーを集めている」

12月14日には数値が落ち着いていますが、これは事態が解決したわけではなく、ユーザーがその状況に「慣れた」か「諦めた」だけかもしれません。

ブログ運営者としては複雑な心境ですが、一つ確かなことは、「今のGoogle検索に満足していないユーザーは山ほどいる」ということです。そして、綺麗な建前ではなく、本音で「使いにくい!」と書いた記事こそが、今の読者の心(インサイト)を捉えているという事実は、今後の発信において大きなヒントになるかもしれません。


まとめ

2025年末、私のブログで起きたこの小さな「バブル」は、検索エンジンの迷走と、それに振り回される私たち(ユーザーとブロガー双方)の姿を映し出す鏡のようでした。

皆さんのブログでは、この時期に不可解な動きはありませんでしたか?

AIじゃない所感

以上、ほぼGemini3Proにグラフ見せて書かせた記事です。
Googleの自己批判しているところが面白かったです。
個人的に納得できる内容だったので、そのまま載せました。
私のブログのGoogle Search Consoleで「aiによる概要 消えろ」なんてのも見かけたし、11月頃からAIの概要が検索結果の目立つ位置に出るようになった気がするので、この件も関係あるかもしれません。自分もキッコーマンのペットボトルタイプの醤油を捨てるためにフタを外そうと、検索結果のAIが示した概要通りに回したのですが外れず、プライヤーまで使いました…。気を取り直してキッコーマン該当するYouTubeを見たら、回す方向が逆でした。😭

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