Lancersプロジェクト方式の料金分かりにくいですよね。
クライアント(仕事を依頼する人)からすると、一体いくら払うのか?
ランサー(仕事を受ける人)からすると、一体いくらもらえるの?
依頼するにも提案するにも悩んでませんか?
基本は
クライアントの支払い金額の2割がLancers、8割がランサーにいきます。
(契約金額(税込)の内10万円以下の金額部分の場合)
一見簡単ですが、いざ提案書を書いてると
内訳のシステム使用料、消費税が絡んできてわけが分からなくなります。
簡単に説明するので提案するときの参考にしてください。
まとめだけでもよく分かると思います。
Lancersの説明
Lancersの説明
システム手数料の計算方法を教えてくださいの説明では
* 計算方法: ランサーが10,000円 (※税抜)を受け取る場合
(A) クライアント様の契約金額(税込) :13,750円
(B) システム手数料20%(税込) :2,750円
(C) ランサー様の手取り額(税込) :11,000円
(D) ランサー様の手取り額(税抜) :10,000円
以上より、(A) に対しまして20%で計算し、システム手数料(税込)を2,750円とさせていただいております。
Lancers
クライアントが最終的に支払う金額は(A) クライアント様の契約金額(税込)
ランサーが最終的にもらえる金額は(C) ランサー様の手取り額(税込)になります。
上から順番に見ていきます。
(A)のクライアントが払った13750円から
Lancersが(B)システム手数料20%の2750円をもらいます。
残った(C)11000円これがランサーがもらえる金額なんですが。
(C) ランサー様の手取り額(税込) の(税込)の部分がポイントです。
この税がさしていることは
街の洋服屋を例にすると
10000円(税抜き)の洋服をお客さんに売ったら
お客さんは消費税10%を含めた11000円を支払います。
これが(C)に相当する部分です。
つまりランサーが10000円でサービスを売ってお客さんが
消費税10%の1000円を上乗せした11000円を支払ったわけです。
洋服屋の場合は、お客さんからもらった消費税分1000円を税務署に納税します。
ランサーの場合もランサーが消費税を納税しないといけないです。
しかし年間売り上げが1000万を超えなければ課税対象ではないそうです。
益税というらしい。(今後のはなしも含めてこちらの動画がおすすめ2022/6/22追記)
私は税に関して専門家でもなんでもないのでネットで調べた範囲のはなしです。
消費税に関しては「フリーランスにも消費税って関係あるの?」が分かりやすかったです。
税込みとかという記述があるとLancersが税金に関して処理してくれていると
感違いしている方もいるかもしれませんが。
ランサー個人個人で事情が違うので
Lancersは税金に関して何もできません。
注意が必要です。
つまりLancresで稼いだお金にかかる税金は自分で対処しなければなりません。
消費税は課税対象でなくても
年間に儲けた金額に所得税がかかりますので別途お調べください。
私は確定申告書の雑所得に年間の報酬額を記入し
Lancersの支払い管理のところからダウンロードできる年間明細を
添付して税務署に提出してます。
今後消費税の扱いは変わってくるようなので、こちらが分かりやすいので見ておいた方がいいと思います。2022/6/22追記
中田敦彦のYouTube大学 – NAKATA UNIVERSITYの
【インボイス制度①】消費税のルールが変わる!その意味は?
ランサーの手取り額(税抜)とクライアントの契約金額(税込)の関係式
(A)(B)(C)(D)を数式で表すと
(B)システム手数料20%(税込)は(A) クライアント様の契約金額(税込)の20%
B=0.2A
(C) ランサー様の手取り額(税込)は(A)からシステム手数料を引いた値
C=A-B
(C) ランサー様の手取り額(税込)は(D) ランサー様の手取り額(税抜)の消費税を足したもの
C=D+0.1D=1.1D
以上3式から
(D) ランサー様の手取り額(税抜)と(A) クライアント様の契約金額(税込)は
(D)=0.8(A)/1.1
まだスッキリしないと思うので、これから具体的に見ていきましょう。
Lancer提案時見るべきところ
次にランサーがプロジェクト提案時混乱する内容について解説します。
1番混乱するのが契約金額(税抜き)というのが表示されてるところです。
例では12500円。
これどうやって出てきたんだと考え始めると混乱します。
この数字は重要じゃなく混乱するだけです。
この数字は無視して次のように考えてください。
上のLancersの説明の例を実際にLancerの提案画面で説明します。
上の例と対応するのがABCDです。
Bは税抜きで表示されてるのでB’としてます。
Bのシステム手数料(税込み)でいってる税は
Lancersがシステム手数料を売ったので、それにかかる消費税で
Lancersが納税します。
ここだけ見ておけばいい重要なところは①②③です。
①ランサー手取り(税抜)入力欄D
②クライアントが最終的に支払う金額A
③ランサーが最終的に受け取る金額C
ランサー手取り(税抜き)Dが入力欄になってるので、
ここから考えたくなりますが非常に混乱します。
なのでこの順番で考えてください。
まずクライアントの合計支払い金額(税込み)A 13750円
システム手数料(税込み)20%B=13750×0.2=2750円
ランサー手取り(税込み)C=13750-2750=11000円
ランサー手取り(税抜き)D=11000/1.1=10000円
プロジェクト完了時クライアントから支払われた金額を見てみます。
入出金履歴のところで確認すると②が入金されてます。
BがLancersが受け取るシステム手数料20%(税込)で
Lancersによって出金されてます。
ランサープロジェクト提案時の注意点
以上説明してきたように非常に難解です。
なのでクライアント側とランサー側で
金額の認識が違うことが発生することがあると思います。
プロジェクトで~5000円とかで募集していますが。
提案のランサー手取り(税抜)入力欄に4000円と入れると
クライアント支払合計金額(税込み)は5500円になります。
ランサーは4000円払ってもらうように提案したつもりが
実際はクライアントが5500円支払うように提案したことになります。
なのでクライアントが最終的に支払う金額を意識して提案しましょう。
Wordは買わなくてもいい
おまけですが
Lancersの案件でWordで提出を求められることがあります。
高額なMicrosoft Office(Word)を買わなくても何とかなります。
以下の記事をご覧ください。
まとめ
ランサーがプロジェクト提案時の金額を
簡単に把握する実用的なやり方を紹介します。
以下のようにします。
①ランサー手取り(税抜)入力欄に数字を入れながら
②③の金額を確認することです。
知っておく必要があるのは②③で他は参考程度に考えてください。
各数字の関係を考え始めるとわけがわからないくなります。
②クライアントが最終的に支払う金額、クライアント支払い合計金額(税込み)
③ランサーが最終的に受け取る金額、ランサー手取り合計金額(税込み)
- 年間売上高1000万以上ある場合は消費税を納税しなければならない。
- Lancresがランサーに代わって納税処理をしてるわけではないので注意。
確定申告書して自分で所得税の納税をする必要がある。
ココナラにも登録して仕事を増やしましょう。
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