Edgeの右上に出てくるBingマークをクリックすると使用できる
「チャット」と「作成」を使ってみた評価とおすすめの使用方法です。
パソコン(Windows11)で使っています。無料で使えます。
AI技術に関して個人的には、とりあえず使ってみることと、
「できること」と「できないこと」を整理したほうがいいと思っています。
ここでやっていることは無料でできます。
(私自信マイクロソフトにクレジットカードとか登録していない)
手抜きでブログを書いてみる
まず、このブログを自動化してやろうと思い以下のように作成しました。私が書きたいこととは全く違うので、ほぼ採用しません。
最新のbingの使い方を紹介します
こんにちは、私はITライターの山田太郎と申します。今回は、マイクロソフトが2023年2月に発表した、AIを搭載した新しい検索エンジン「Bing」と、それに対応したブラウザ「Edge」の使い方を紹介したいと思います。
BingとEdgeは、従来の検索エンジンとは一線を画す、革新的な機能を備えています。それは、AIチャットとコンテンツ生成です。AIチャットとは、Bingに質問をすると、人間と会話しているように答えてくれる機能です。コンテンツ生成とは、Bingに文章や画像などの作成を依頼すると、AIが代わりに作ってくれる機能です。
これらの機能は、ウェブ上の情報をより簡単に、より楽しく、より効率的に利用できるようにするものです。例えば、旅行計画やレシピやメールの下書きなどを作ってもらったり、気になることや知りたいことを聞いてみたりできます。また、Edgeでは、ウェブページの要約や校正などもAIが手伝ってくれます。
では、具体的にどうやって使うのでしょうか?まずは、Bing( https://www.bing.com/ )のウェブページを開きます。そして、「チャット」をクリックします。すると、「何でも聞いてください」というフォームが表示されます。ここに質問文を入力すると、AIが回答してくれます。
例えば、「最近流行っている映画は何ですか?」と聞いてみましょう。すると、「最近流行っている映画は以下の通りです」という回答が表示されます。そして、人気ランキングや評価やあらすじなどがリストされます。さらに、「詳しく見たい映画があれば教えてください」というリンクがあります。ここをクリックすると、その映画の詳細情報や予告編やレビューなどが表示されます。
また、「コンテンツ生成」をクリックすると、「何か作ってほしいものがあれば教えてください」というフォームが表示されます。ここに作成依頼文を入力すると、AIがコンテンツを生成してくれます。
例えば、「自己紹介文を作ってください」と入力してみましょう。すると、「自己紹介文を作りました」という回答が表示されます。そして、「私は〇〇と申します。〇〇年生まれで〇〇出身です。趣味は〇〇で得意なことは〇〇です。よろしくお願いします」という文章が生成されます。さらに、「文章を変更
--------ここまでしか出てこなかった。------------
学校の宿題とか、あいさつ文など定型的な文章作成には有用だと思いますが。ブログ記事では独自性が出せないと思いました。
チャットで「WBC(ワールドベースボールクラシック)2023で優勝した国は?」と聞いた
最近の情報に対応しているか確認するため
以下の質問をチャットでしました。2023/4/12実施2023/5/28確認したが答えは同じようなものだった。(2023/7/5確認、日本と答えました。いつごろから正しい答えになったか不明。)
質問:「WBC(ワールドベースボールクラシック)2023で優勝した国は?」
‘WBC 2023 優勝国
’ を検索しています
回答を生成しています…
チャットの答え:WBC(ワールドベースボールクラシック)2023で優勝した国はまだ決まっていません。1 2023年3月に開催される予定です。2
システムを構築した段階での検索データベースが使われてるのか?今後も一定期間遅延した情報で同じように動くのか?その辺は分かりません。ChatGPTの項で、この辺をもう少し考察します。
おすすめの使い方
「チャット」で改行したいときはShiht+Enter。Enterだけだと実行されてしまいます。
このページに対して質問できるようになった(2024/5/20)
Edgeで現在開いているページを対象に質問(チャット)できるようになりました。
チャットの入力欄の上の∨をクリックすると
「関連するソース」(デフォルト)と「このページ」が選択できるようになった。
「関連するソース」は今まで通りのチャットで
「このページ」は開いているページを対象に質問に答えてくれる。
例:対象https://kikuichige.com/18265/
「このサイト」はドメインを対象に答えてくれると思われる。
例:対象https://kikuichige.com/
例1:今、ブログを書いているこのページを開いた状態で
「このページ」を選んで
チャット欄に「記事でおかしいところを修正して」Enter。
そうすると、ちゃんと修正案を提供してくれました。
(質問が、漠然としていたので採用できる答えではありませんでしたが。)
例2:「このサイト」を選んで
チャット欄に「現在、ブログはどこのサーバーを使っている。」Enter
そうすると、少し間違っていたが、ちゃんとこのページ以外の、
このサイトに書いてあることを元に答えてきた。
お名前.com:←(追記)使ってる。
一部の記事では、お名前.com(お名前ドットコム)を利用していることが示唆されています1。
エックスサーバー:←(追記)記事で触れているが使ってない。
一部の記事では、エックスサーバーを利用していることが示唆されています2。
シン・レンタルサーバー←(追記)使ってるし詳細も書いてる。
シン・レンタルサーバーについての詳細は不明ですが、一部の記事で言及されています2。
例3(失敗):「このサイト」を選んで
チャット欄に「おすすめのパソコンメーカーは」Enter。
そうすると、全然、私がおすすめしているパソコンメーカーは出てこなかった。
答えのもとになった情報が「詳細情報」にある。見ると。
1bing.com2pctextbook.com3pcrecommend.comとなっていてBingがネタ元の1位になっていた。ついでに広告もBingになっているのでわざと無視されてるのかもしれない。
ちなみに、サイト内におすすめメーカーの記事は書いてある。
今までは同じ質問をする場合、ページの内容をすべて貼り付ける必要があった。
しかし文字数制限があって実質不可能だったが、
今回の改訂で可能になったのはかなり良い。
ただ、ローカルのhtmlやgoogleドキュメント(ウェブに公開してない)で実験したら
「申し訳ございません。現在 Web ページにアクセスできません。しばらくしてから、もう一度お試しください。」
が出たので公に公開されているwebページしか対象にならないと思ったが、そうでもなかった。
JupiterNotebook(ローカル(http://localhost:****)で動いてるPython実行環境)を開いて
そのページについて質問できた。ローカルのhtmlも質問できる場合もあった。
テキストファイル(test.txt)をドラッグ&ドロップするとEdgeで表示できるので
それでやってみたがダメだった。
質問できるページ、できないページの基準はよくわからない。
Googleと併用
チャットを使っていてBingの検索結果が微妙、使い慣れたGoogleが使いたいというとき、すばやく検索できる方法です。
Windowsを購入したらアドレスバーの検索が既定でBingになっています。これをGoogleに変えるだけです。
アドレスバー(https://~と表示される上のバー)をGoogle検索窓として設定します。
Edgeの「・・・」(設定)→「プライバシー、検索、サービス→アドレスバーと検索」→「アドレス バーで使用する検索エンジン。」でGoogleを選択します。
これでアドレスバーがGoogle検索窓になります。
質問文を工夫する
個人的にAIは、何かをやってもらうのではなく、学びを手助けしてくれるツールとして使うのが気に入ってます。
再帰という言葉が分からなかったのでチャットで聞いてみました。まず簡単な質問文で。
再帰的とは、プログラムの処理中に自分自身を呼び出すことができる性質のことです。再帰的な処理を行うことで、同じ処理を繰り返し行う場合に、コードの記述量を減らすことができます。ただし、再帰的な処理は無限ループに陥る可能性があるため、注意が必要です。
答えを見ると抽象的で分かりにくいので、質問文を変えて
再帰とは、ある関数が自分自身を呼び出すことを指します。再帰関数は、同じ処理を繰り返し行う場合に便利です。例えば、階乗を求める場合、n! = n * (n-1) * (n-2) * … * 1 という式がありますが、これは再帰関数で表すことができます。n! = n * (n-1)! という式を使って、再帰的に計算することができます。
例えば、Pythonで階乗を求める再帰関数は以下のようになります。
def factorial(n):
if n == 0:
return 1
else:
return n * factorial(n-1)
この関数は、引数が0の場合は1を返し、それ以外の場合はn * factorial(n-1)を返します。このように、関数内で自分自身を呼び出すことで、同じ処理を繰り返し行うことができます。
具体的で分かりやすかったです。たまたまいい答えだったかもしれませんが、普段、もやっと頭の中にある言葉を質問文を工夫して質問するとすっきりした答えが返ってくるかもしれません。回答の中でわからない単語を、「これ何?」と連発するのではなく、より具体的な内容で質問文を作るのがコツだと思います。Googleで、この質問文で検索して、いくつか検索結果見ても、チャットの回答が簡素でわかりやすかったです。
この質問文(プロンプト)の書き方は、こちらの動画がおすすめです。ChatGPTのはなしですがBingでも使えると思います。
AIから適切な答えを引き出すテクニックをプロンプトエンジニアリングというそうですが、難しく考えないでもよさそうです。順序だてで、がっつり勉強したほうがいいのかと思いましたが。答えのない答えを求めている状態に陥るかもしれないので様子見の軽めの勉強でいいかなと感じました。(難しすぎていやになりそうだからというのもあります)。いろんな人の意見を参考にして試しながら自分にあった使い方を見つけるのがいいかも。直感的には、プロンプトエンジニアリングは、みんな使えるようになって優位性が出ないかもしれません。
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チャットに画像をアップロードして質問できる
チャット欄に画像をアップロードして、これは何と聞くと答えが返ってきます。
何だか分からない画像があったら聞いてみるのもいいかもしれません。
精度はものによりけりです。
手書きの図をアップロードして
「この画像をもとにHTMLコードをつくって」など聞くと
HTMLを出力してくれます。
出てきますが、ちゃんと動くように改造するのはなかなか大変です。
それよりもどこかのサイトのHTMLはWEB標準の開発ツールで表示できるし
ひな形はいろいろネットにあるので、それをベースに改造したほうが早い気はします。
いずれにしろ生成AI使ってもHTMLなどの知識は必要と思います。
微妙
何かページを開いて文字を選択、「チャット」を使える状態にすると「チャット」に自動的に張り付けられます。(たまにできないときがある)この状態で文字数が出ます。
***/2000これはこれで文字数カウントとして使えます。
(2024/5/20再度確認したら文字数は出なくなった。文字数制限数は不明)
「送信」を押すと下の方に「説明する」「修正する」「要約する」「拡張する」という選択肢が出ます。どれかクリックすると選択していた文章に対して実行してくれます。
私も自分のブログの文章の一部で「要約」や「修正する」を試しました。誤字は、そのままだったり、文意も微妙でした。書いた文章が読みやすくなるかなと思ったのですが...。というか私が書いた元の文章が問題なのかもしれません。😢試してみてください。
質問文を工夫して(プロンプトエンジニアリングで)、自分が意図した修正ができるといいですが、私の場合まず国語の勉強したほうがいい気もします。
プロンプトエンジニアリングの練習として、どこかに誤字を作ってチャットの答えが、ちゃんと誤字を修正できるようにするも練習になるかも。
試しに上の誤字がある文、修正できるか「チャット」してみました。
質問:以下の文章の誤字を修正してください。「プロンプトエンジニアリングの練習として、どこかに誤字を作ってチャットの答えが、ちゃんと誤字を修正できるようにするも練習になるかも。」
ChatGPTの答え:「プロンプトエンジニアリング」の練習として、どこかに誤字を作ってチャットの答えが、ちゃんと誤字を修正できるようにするも練習になるかも。という文章の誤字はありませんでした。もし、他に修正してほしい箇所があれば教えてください。
「~ちゃんと誤字を修正できるようにするも練習になるかも。」赤の部分を直してくれませんでした。これを修正できるように質問文を工夫していくのですが。めっちゃ手間ですし、完成した質問がどんな文章でも通用してノーチェックでいけるのか。とか考えると微妙ですね。
Wordにも校正の機能があります。試しに無料版のwordに貼ってみました。同じように、この部分は気づいてもらえませんでした。有料版ではどうかは分からない。無料、お試し版大好き人間(お金がないだけ)の私には無縁の話なので。
セッションについて考察
質問と回答はBing内でどういう動作をしているのか考察です。
多分、質問と回答は向うで保存され、質問のたびに前の質問、回答と今聞いた質問を単純につなげて言語モデルへいれているのではないかと思います。(質問だけつなげてるかも)言語モデルには1回に入れられる制限があるはずなので、積み重なった質問と回答の数が、それを超えると1回のセッションの制限になるのではないでしょうか。
なので1回のセッションで全然違う質問していると精度のいい答えは返ってこないかも。またセッションまたぐと前のことは覚えてないかも。
その他
- 要約したいページを表示した状態でBingの「チャット」で「このページを要約して」と書くと要約してくれる。
- サイドバーを消したいときは下から2番めのアイコン「サイドバーを常に表示する」を2回クリックすると消えます。
画像生成(Bing Image Creator)
画像生成(Bing Image Creator)もやってみた。画像生成をお手軽に試せます。
右のツールバーに絵を描く道具のアイコン(Image Creator)があるので、それをクリック。
テキスト(英語のみ2023/4/13、2023/5/28日本語でもできるようになっていることを確認しました。)を入れて「作成」を押すと画像が4枚出来上がる。
英語はチャットで日本語を英語に翻訳して張り付ければできます。
入力したテキスト「Geisha walking in the streets of Kyoto with cherry blossoms」
出てきた画像のうちの1枚
「ただの京都の写真じゃん」というのができました。
生成系AIの画像の著作権は、いろいろ話題になっているようです。BingImageCreaterで作ったのを公に貼っていいのか確認してません。今回、説明のためと、ありきたりな画像なので独自判断で貼っています。画像の使用方法は自己責任でご判断を。
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ChatGPT
ChatGPTは無料でも1日の制限はない(混んでるときは有料の人が優先されるので遅くなったり止まる)Bingで1日の制限にひっかかるぐらい使う方はこちらと併用すればいいと思います。
無料版の両者の違いは言語モデルが違います。言語モデルとは私の勝手な認識ですが、質問(プロンプト)に対する答えを生み出す中核の部分です。これは学習済みモデルでユーザーがいくら使っても能力としては固定されている部分だと思ってます。そう考えると整理して考えやすいので私が勝手にそう思っているだけです。試しにChatGPT(GPT-3.5無料版)に先ほどの質問してみると2021年までの知識しかないようです。2023/4/12実施2023/7/5再確認、同じような答えだった。
質問:WBC(ワールドベースボールクラシック)2023で優勝した国は?
ChatGPT(GPT-3.5無料版):申し訳ありませんが、私は知識のカットオフが2021年であり、将来のイベントの結果を予測することはできません。WBC 2023の優勝国について知りたい場合は、イベントが開催された後に調べてください。
その言語モデルですがChatGPT(無料版)はGPT-3.5。有料はGPT-4を使っていてBingもGPT-4を使っているようです。4のほうが論理的思考能力や手短に無駄なく文章を書く能力が優れているようです。ただGPT-4も学習済みモデル(言い方あってるかは不明)のようで最新の情報には答えられないようです。Bingはチャットすると「’~’を検索してます。」と出てくるので検索してるみたいです。邪推すると最新の情報はネット検索結果1位のページをGPT-4で要約して出してるだけだったりして。
ChatGPTをいじっている動画を見つけたので貼っておきます。面白いです。
ChatGPTの仕組みを知りたい人は、こちら
おまけ
Edgeを使うとMicrosoft | Rewardsというのがあってクリックするだけで1日1分大体250ポイントぐらいもらえて5250ポイントたまるとアマゾンギフト券600円と交換できます。私は2022/中ぐらいに初めて2023/4/11に1200円もらえました。毎日1分クリックやって2023/6/26また1200円交換できました。2023/10/15また1200円交換できました。
まとめ
過剰な期待は禁物ですが、どんどん使って自分なりの活用方法を見つけましょう。
「できること」と「できないこと」を見極めよう。
AIという言葉を課題評価して安易に課金しない方がいいと思います。
Bingのことだけではなく全般的に。
AIの回答が必ずしも正しいとは限らないし間違いも多いことを肝に銘じよう!
今後も使っていて気づいたら更新します。
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