戸籍謄本(生まれてから今まで)の調べ方、実際に戸籍を調べた経験

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親の不幸に備えて何をやっておくべきか。
貯金口座、土地の権利書のありかを聞いたりすることは
思いつくかもしれません。
他にどんなことがあるのか分からないし、
なかなか腰が重たくなりますよね。

やっておいたほうがいいことがあります。
それは親の生まれてから今までの戸籍を調べておくことです。
実際に戸籍を調べた経験を記事にしました。

戸籍がなぜ必要になるのか

死亡後凍結された銀行口座から、お金をおろしたり、
不動産の相続名義変更などをする場合、
自分がその資格があるか証明しなければなりません。
つまり親の遺産を相続する権利がある人間が
他にいないかの証明が必要になるわけです。

もちろん親の配偶者や自分の兄弟のことは分かっているので
相続について調整できますが、
自分の知らないところに相続の権利がある人(例えば隠し子)がいたら、
その人の権利を無視するわけにはいけません。

相続の権利があるのは自分が知っている範囲(親の配偶者や兄弟だけ)です
ということを証明するために
死亡した親の生まれてから死亡するまでの戸籍が必要になるわけです。

戸籍謄本は1番新しいもの以外は有効期限がないようなので
今のうちに集めておいてもいいかもしれません。

事前に調べることのメリット

戸籍謄本をもらうには親の戸籍がある役場に行けばもらえます。
その戸籍で分かることは、
現在の戸籍のひとつ前の戸籍謄本のある場所までしか分かりません。
それをひとつずつたどって生まれるまで調べるのですが
古くて読みづらかったり、たどっていくのに手間がかかります。
そこで事前に親の戸籍が、どう変わってきたのか調べておきます。

戸籍をたどるときに行き詰った場合、
親に聞くと手掛かりになるはずです。
自分のことなので他人よりも情報は持っているはずですよね。

戸籍を取るのに戸籍に載っていない人が請求すると
身分を証明するのに手間がかかります。
例えば子供(自分)が生まれる前の戸籍を請求するとき
親子関係を記すために現在の戸籍が必要になったり。


1番いいのは親に戸籍をそろえてもらうことです。
住んでる役場に本人が直接請求にいけば身分証明書ひとつでもらえます。
さかのぼって別の役場に郵送してもらうにしても
送る身分証明書は保険証の写しなど一つで済みます。

でも親が趣旨を理解してればいいですが。

私の場合、親名義で請求したんですが、
親あてに問い合わせがいって
答えられないので結局私のところへ問い合わせがありました。
改製原戸籍をスキャンしメールで送る羽目になりました。
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戸籍謄本の具体的な取り方

改製原戸籍

まず親の本籍がある役場に行くか郵送で依頼します。
私は直接行きました。
請求する戸籍ですが最新のものは期限があり、
また取り直さなければならなくなるので改製原戸籍というものを請求します。

平成6年の法改正で戸籍制度が変更されました。
戸籍を作り変えた(改製した)場合に、
その元になった戸籍のことを、改製原戸籍といいます。

この改製したときに、すべての情報が新しい戸籍に書かれないので、
過去をたどるには改製原戸籍の請求からでいいと思います。

この戸籍には私が子なので戸籍に載っています。
戸籍に載っている人間が請求するので
請求書に理由などを記入する欄もありませんでした。
本籍、筆頭者(戸籍の最初に記載されている人)、筆頭者の生年月日などを記入。
あとは運転免許証を見せればもらえました。
料金は750円です。
取りあえず、この戸籍に私の知らない人は載ってませんでした。
次の戸籍を取る作業に掛かります。
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除籍謄本

改製原戸籍

改製戸籍を見ると③の部分に。「から転籍届出」と書いてあります。
住所だけなので筆頭者は変わらず②、本籍が③ということが分かります。
今度は③の役場に本籍③筆頭者②の謄本の請求を出します。
請求方法は、それぞれの役場のホームページに書いてあります。

これから取る謄本は、うちの場合、
父が今住んでるところに引っ越すときに全員転籍してるはずなので
除籍謄本を取ることになります。
除籍謄本とは、結婚、離婚、死亡、転籍(本籍地を変更)などによって、
その戸籍に記載されている、在籍している人が誰もいなくなった状態の戸籍

でもこの戸籍に隠し子が入ってそのまま載っていたら除籍謄本じゃないじゃんと思いました。
その場合、申請先の役場の人が戸籍謄本ですよって教えてくれるだろうと思い
除籍謄本1通請求しました。

遠いので郵送で請求します。
請求者ですが私にしてもいいんですが
今度は生まれる前なので戸籍に私が載っていません。
親子関係を証明するため、もらった改製戸籍のコピーを一緒に送ればいいんですが
確実にもらえるように親に請求してもらいました。
親だと戸籍に載っているので保険証のコピーだけで請求できます。


手数料は750円です。
これは郵便局で定額為替を購入し一緒に送ります。
購入するのに100円手数料が掛かるので合計850円。

購入するときに役所に送る時は定額小為替の裏に何も書かないでといわれたので、
そのまま封筒に入れて送りました。(普通は定額小為替の裏に受取人の名前を書く)

取りよせた除籍謄本を見て、○○の戸籍から入籍と書いてあります。
この○○の戸籍ですが
家に昔、取り寄せた戸籍謄本があったので、これで調査は終了しました。
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謄本 or 妙本

次に母の戸籍を取ります。
改製原戸籍を見ると④に○○番地△△戸籍から入籍と書いてあります。
本籍○○筆頭者△△の戸籍から結婚したので、この戸籍に入ったことが分かります。
こちらは除籍妙本で請求しました。
抄本とは戸籍に記載されている一部(家族のうち1人)の事項の写し。
謄本は全員の事項の写し。

返信用封筒に84円切手を貼ったので、
84円で送れる範囲25g(長型封筒3号+A4用紙5枚)を超えないように妙本にしました。
古い戸籍で家族が多いので何枚になるか分からないので。

ただこれで相続で求められる資料として妙本でいいのかは分かりません。
値段も同じ場合が多いので謄本で取ったほうが無難です
取りあえず今回の目的は
必要な戸籍をたどることができるかが目的なので妙本にしました。
同封した手数料の定額小為替は750円。

請求書に筆頭者の生年月日を書く欄があるんですが、
母親に自分の父親の生年月日を聞いたら分からないということでしたので
空欄で出しちゃいました。
書かなくても何とかなるけど
一応、欄がある以上調べておいたほうがいいですね。
役場によって対応が変わってくるかもしれないので。


その後、役場から問い合わせがあり、
その役場では生まれてからの戸籍が2つになるといわれました。
それを送ってもらうと追加で750円必要なので
取りあえず新しいほうだけ1通送ってもらうことにしました。
妙本で頼んだけど84円で返信できるか確認して
謄本にしてもらえばよかったと後で思いました。

請求書類に不備があっても役場と電話でやり取りすれば
追加で戸籍とか要求されるけど何とかなります。
それと返信封筒の切手は返信封筒に貼らないで多めに入れて、
あまれば返信封筒に一緒に入れて返してもらえばよかったんですね


送られてきた除籍抄本を見ると分籍の届により本戸籍編製と書いてあり、
もう1個前の除籍謄本がそんざいすることが分かります。
但し編製された日付が母が10歳以下でしたので
(銀行などで請求されるのは生まれてからではなく、このへんからでいいようなので)
必要ないと判断しここで調査終了にしました。

コスト

1通450円か750円どちらか。
各役場のベージで確認してください。
郵送の場合、現金の代わりとして定額小為替を購入1枚100円。
往復の切手84円+84円。

よって750円で役場が違うところに郵送で請求すると
親1人分は
(750円+100円+84円+84円)×必要枚数
つまり1018円×必要枚数になります。

今回実際掛かった費用は
改製原戸籍(父母共通)750円(役場に取りにいった。)
除籍謄本(父)750円+往復切手代84×2円
除籍抄本(母)750円+往復切手代84×2円
計2586円でした。

取らなかったもの

  • 父の1番古い戸籍謄本、家にあった。
  • 母の1番古い謄本、年齢6歳時なので取らなかった。
  • 最新の戸籍謄本(450円)、期限があるため死亡後に取ります。

まとめ

  • 最新の戸籍ではなく改製原戸籍から調べる。
  • 父母祖父母の生年月日を調べておいた方がいい。
  • 戸籍請求は親本人にやってもらったほうが請求に必要な書類が少なくて済む。しかし問い合わせに親が対応できないと結局戸籍を送ったりする手間になる。
  • 請求書類に不備があっても役場と電話でやり取りすれば追加で戸籍とか要求されるけど何とかなる。
  • コスト大体1018円×必要枚数(1~5枚ぐらい)
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