WordPressでブログを始めるのに必要なものは二つ。
ドメインとレンタルサーバーです。
これが何なのかを具体的に初心者向けに解説します。
家のパソコンとレンタルサーバーの違いや
インターネットのしくみも分かるように書いてます。
説明は単純化してあるので厳密には正確ではありません。
しかし初心者が大枠を理解する手助けになると思ってます。
必要なものは二つ
ブログを始めるのに必要なもの(お金がかかるもの)はドメインとレンタルサーバーです。
二つで月500~1000円です。
やることは以下の3つ。
- ドメインを取る。
- レンタルサーバーを借りる。
- DNSの設定(ドメインとレンタルサーバー(IPアドレス)を結びつける。)
1、2は別々ではなくセットで扱ってるものを選ぶと楽です。
3は大体1クリックで済みますが、1と2を関連付けるという意味で書いておきました。
レンタルサーバーとは
インターネットは世界中のサーバーが接続されたものです。
各サーバーはIPアドレスを持っています。
IPアドレスとはデータを送受信するためのインターネット上の住所です。
サーバーとはインターネットと直接接続できる設備をもった高機能なパソコンです。
インターネットと接続できるレンタルサーバーを借りて、
そこにWordPressというアプリをインストールしブログを運営します。
あとはSNSと同じ感覚でWordPressに記事を書き公開ボタンを押すと公開されます。
家で使うパソコンとレンタルサーバーの違いは
インターネットに直接接続できるかできないかの違いです。
もう少し正確にいうとインターネットから参照できるIPアドレスと
直接結びついているかどうかの違いです。
インターネットに直接接続できるIPアドレスをグローバルIPアドレス
つなげられないIPアドレスをローカルIPアドレスといいます。
家のパソコンはプロバイダ(ISP)のグローバルIPアドレスに変換して
インターネットと接続しています。
スマフォもローカルIPアドレスを持ってます。
インターネットとレンタルサーバーの概念図
上の図の自分のパソコンのIPアドレスやyahooなどのサイトのIPアドレスが実際に
どうなってるのか、それぞれ以下の方法で簡単に調べられます。
任意のサイト(yahooやGoogle)のIPアドレス確認方法(Windows)
画面左下の「Windowsマーク」→「Windowsシステムツール」→「コマンドプロンプト」
→「ping www.ドメイン」+Enter
例 ping www.google.com
結果
www.google.com [142.250.196.132]
逆に出てきたIPアドレス142.250.196.132をプラウザのアドレスバーに入力し移動すると
googleにアクセスできます。
これでドメインとグローバルIPアドレスは紐づいていることが分かります。
ただこのような直打ちもうまくいくサイトといかないサイトがあります。
Googleはいいけどyahooや私のサイトkikuichige.comはダメでした。
原因はセキュリティ上の対策とか色々あると思います。
自分のローカルIPアドレス
画面左下の「Windowsマーク」→「Windowsシステムツール」→「コマンドプロンプト」
→「ipconfig」+Enter
結果
IPv4 アドレス . . . . . . . . . . . .: 1**.***.**.*がローカルIPアドレスです。
自分のグローバルIPアドレス確認方法
CMANというサイトにアクセスすると自分のグローバルIPアドレスが分かります。
自分のローカルIPとグローバルIPアドレスが違うことが分かります。
上の図はDNSサーバーが丸ごと抜けているので、こちらで知識の補完してください。
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ドメインとは
インターネットはグローバルIPアドレスでサーバーに接続しています。
例えば
google.comはグローバルIPアドレス142.250.196.132でも接続できます。
(2022/5/3調べ、上のIPアドレスの調べ方参照)
142.250.196.132では、どこに接続しているのかパッと見てわからないので
google.comというわかりやすい言葉を使用しています。
このgoogle.comがドメイン名です。
私のサイトの場合(11350は、この記事の識別番号です。)
グローバルIPアドレスで実際アクセスできるサイトとできないサイトがあります。
セキュリティ上の理由と思われます。私のはダメです。google.comは今のところ大丈夫。
またグローバルIPアドレスが何番なんてレンタルサーバーを契約するとき
全く知らなくていいです。レンタルサーバー側で全部やってくれます。
ドメインと紐づいているIPアドレスはレンタルサーバー屋の都合で変わる場合もあるし
レンタルサーバー屋を引っ越すとき例えば(ロリポップからXseverへ引っ越すとき)に
ドメインとIPアドレスの紐づけは切れます。
なのでドメインがブログサイトと紐づいている大事なものになります。
具体的なグローバルIPアドレスとドメインの紐づけ作業は
レンタルサーバーの設定で簡単にできます。
正確にはDNS(ドメイン・ネーム・サーバー)に設定。
ロリポップの場合こんな感じで簡単です。
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ドメインとレンタルサーバーが別の会社のとき
ドメインがお名前ドットコムでレンタルサーバーがロリポップの場合など
ドメインとレンタルサーバーが別会社の場合、少し手間がかかります。
というのもドメインにユーザーがアクセスしたとき、
まずドメインの会社(お名前ドットコム)につながります。
そこで、このドメインは、あそこのサーバー(ロリポップ)ですということを
ドメインの会社(お名前ドットコム)に設定しておかなければなりません。
この設定作業が発生するので、同じ会社でドメインとレンタルサーバーを用意するより手間がかかります。
具体的には、レンタルサーバーの会社でドメインとレンタルサーバーのIPを紐づけ。
そのあとドメインの会社に「このドメインは、あそこの会社にある」という役割を担うDNSの設定を行います。
DNSの設定値はレンタルサーバー側のドメイン設定の手順を見れば、DNSの名前が分かります。
実際はレンタルサーバー=IPアドレスではない
まずはレンタルサーバー=IPアドレスと考えていたほうが分かりやすいと思います。
しかし実際にはWordPressブログ=IPアドレスになっていて、
レンタルサーバーを1つ借りたら複数のドメインを設定できます。
ドメインを設定するとレンタルサーバー内でドメインに対応した場所が確保されるので
そこにWordPressを新たにインストールしてWordPressブログを紐づけできます。
レンタルサーバーの料金は変わりません。
(ドメインの個数には10個までとか制限があるが
ドメインが高いので、制限まで増やして使うことはないのでは。)
IPアドレスを頼りに届いた情報は、レンタルサーバーに届いてしまえば、
あとはレンタルサーバー側で、どこに割り振るかは自由にできると思うので、
WordPressブログ=IPアドレスということもできるのだと思います。
Whois情報公開代行
ドメインは保持者の住所氏名などの登録が義務付けられています。
しかしWhois情報公開代行というサービースによりレンタルサーバー
(Xsever、ロリポップなど)の名前、住所で変わりに登録してくれます。
普通は無料。
レンタルサーバーを契約するときにWhois情報公開代行が有効かどうか注意してください。
企業とかは積極的にドメインと個人(法人)情報を結び付けたい場合があるので選択性になってます。
初心者はWhois情報公開代行 有効にしましょう。
Whois情報がどんなものか以下で確認できます。
私のkikuichige.comで調べてみてください。
Registrar: GMO INTERNET, INC.(お名前ドットコムの親会社)になってます。
英語で分かりにくいですがShibuya-kuが目に入ると思います。
取り敢えず私は渋谷(お名前ドットコムの住所)になんて住んでないので個人情報は漏れてません。
Whois検索https://www.onamae.com/service/whois/
おすすめのレンタルサーバー、ドメイン
私はお名前.com レンタルサーバーのレンタルサーバーを使ってるんですが
こちらのほうがおすすめです。
ハイスピードプラン+無料ドメイン(12か月契約必要)で990円/月です。(料金は要確認)
またはシンレンタルサーバー
無料ドメイン付き(12か月契約必要)で880円/月です。(料金は要確認)
他社との比較はこちらの記事
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まとめ
私のブログを開設するまでにやったことを例にまとめると
- kikuichige.comという名前でドメインを取る。
- お名前.com レンタルサーバーのレンタルサーバーを借りる。
- レンタルサーバーの設定でドメインをkikuichige.comに設定。
ちなみに私がお名前.com レンタルサーバー選んだ理由は株主優待が使えるからです。
ただ25万円ぐらい必要だしリスクが、とても大きいのでおすすめはしません。
イチゲをOFUSEで応援する(御質問でもOKです)Vプリカでのお支払いがおすすめです。
MENTAやってます(ichige)
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